「話し合ってどうするの?」に答えたい ―サイエンストークス・バー6月6日イベント報告(1)

2014年6月6日に東京・丸の内で開催した「サイエンストークス・バー ~第5期科学技術基本計画についてもっと知ろう、もっと語ろう」。今回は丸の内の会場に集まって下さった40名のディスカッション参加者のみなさんと、大阪大学コミュニケーションデザイン・センターの先生、学生さんを中心とした約10名のサテライト会場参加者のみなさん、そしてライブストリーミングを観戦してくださった300名弱のネット参加者の皆さんを含めた総勢350名に、イベントに参加してアイディアを出していただきました

サイエンストークス・バーってそもそも何?

サイエンストークス・バーは、お気づきの方もいるかと思いますが、いわゆる「サイエンス・カフェ」のもじり。サイエンス・カフェがカフェのような雰囲気の中で科学について一般市民と科学者が和やかに語り合う空間だとしたら、「サイエンストークス・バー」は、バーのカウンターでたまたま出会った学術業界の人々が、カクテルやワインを飲みながら、ほろ酔いだからこそできるもっと熱くて本質的で、フラットな議論をホンネで語れる場。司会進行の湯浅さん(カクタス・コミュニケーションズ)と、モデレーター兼バーマスターの小山田さん(政策研究大学院大学)のオープニングトーク動画を御覧ください。

サイエンストークス・バー、オープニングトーク


 

サイエンストークスの目的は、「日本の研究をもっと面白くしたい」、「日本の研究者を元気にしたい」、「研究者、政策立案者、一般市民など、さまざまな科学・研究のステークホルダーが議論をできる場を作りたい」、と司会の湯浅さん。あくまで科学や研究の世界に情熱をもつ個人が自由に参加できるプラットフォーム。「誰のほうが業績がいいとか、誰がよく世間で発言しているとか関係なしに、いらっしゃっている方が立場を超えて好きに意見を言える自由な場にしたいと思っております。」

昨年10月の初のサイエンストークス・シンポジウムでは、研究費の使い方をテーマに取り上げて参加者の皆さんと議論しましたが、議論を重ねて問題が浮き彫りになればなるほど湧いてくる疑問は「で、話し合ってどうするの?」でした。そこでサイエンストークスの今年の企画、「勝手に第5期科学技術基本計画みんなで作っちゃいました!」が生まれました。企画の目的は、学術の振興に携わるすべての人が当事者意識をもち、自分の持ち場から研究の現状を変える方法を考え始めること。バーでも同じテーマで、会場の皆さんやオンライン参加の皆さんに自分が第5期科学技術基本計画を作るなら、どんなアイディアを盛り込むかを話し合っていただきました。

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今回のゲストは内閣府・総合科学技術・イノベーション会議の常勤議員で、実際に第5期科学技術基本計画を作っている原山優子議員。大阪大学コミュニケーションデザイン・センターさんとスカイプで会場をつないで、Ustreamでバーのすべての模様をライブ放送し、ツイッター、ユーストコメントでも参加を募りました。

次回の記事から、イベントの具体的な内容をレポートします。

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