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河野太郎議員に提案する、日本の研究環境を大幅に改善するたった2つの方法(河野太郎議員への公開討論記事・3)

なぜ、研究費の総額が増えている(よう)であるのに、多くの研究者は疲弊し研究実績の総量は減っていっているのか?この問題意識を河野議員を始めとする行政に関わる方々に持っていただくことが大切だと思います。そして、実はその答えは、(少なくとも研究者にとっては)既にかなり明らかなことであって、既に議論されつくしていることであるともいえます。その答えに基いて対策を考え、国の科学技術政策を動かしていただくことが大事だと思います。ここでは、この問題に対する答えと、2つの具体案を提案させていただきます。

Office lady being scared because of too much paperwork to do

職員数増加の妥当性はその背景を考慮して解釈すべき(河野太郎議員への公開討論記事・2)

河野太郎氏から、平成16年から平成28年にかけて国立大学の職員数が2万4千人近く増加しているとの指摘がなされた。私は、この数値を解釈するにあたって以下の三点の背景を考慮する必要があると考えている。それはすなわち、(1)法人化以前の国家公務員定数削減、(2)法人化以後の業務拡大、(3)常勤/非常勤・職種の内訳、である。

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衆議院議員、河野太郎氏への公開討論記事を募集します

先日から衆議院議員、河野太郎氏が研究コミュニティに向けて「研究者の皆様へ」というタイトルでブログを使った意見募集を開始しました。テーマは研究費。端的に説明すると河野氏が提起しているのは「研究者や大学は基礎研究費が削られてるなんて口々に言っているが、実際のデータをみるとむしろ政府の基礎研究費は横ばいか増えているじゃないか。どういうことなんだ?」という疑問。このテーマに関心のある多くの皆さんが河野氏の連投ポストをフォローしているか、実際に意見や情報をご本人に提供しているかもしれません。

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「科学と匠と芸術のコラボである模写の技術。もっとビジネスに応用できないか?」、というお話。〜未来研究トーク2015の記録(4)〜

「模写」の新たな価値を考える。 いま、東京藝術大学がアツいらしい。最近「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常」(新潮社)なんて異色のノンフィクションも出版されていて、にわかに東京藝大ブームの兆し…でしょうか?東京芸術大学は言わずと知れた美術、音楽、映像分野をカバーする国内トップのアーティストが集まる芸術大学ですが、実は特に科学技術の観点からいま注目を集めているのが、「文化財保存学」。

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「イノベーションのための科学」は科学の本来の価値だろうか?〜ノーベル賞受賞者 梶田隆章教授インタビュー

ノーベル賞ウイークに先駆けて、サイエンストークスは2015年ノーベル物理学賞受賞者、東京大学宇宙線研究所所長、梶田隆章教授にインタビューしました。「学部時代は研究者になろうと思っていましたか?」「若い頃テニュアを取るまでご苦労はされましたか?」「ノーベル賞受賞者には東大出身者が少ない、なんて言われますけど真相は?」「今の科学技術政策に物申したいこと、ありますか?」などなど、様々な角度からの問いから、等身大のノーベル賞受賞者、梶田隆章教授に迫りました。必読コンテンツです。

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研究の熟練職人、「カリスマエンジニア」育成を目出して〜「研究の職人道」を語る座談会(第6回・最終回)

研究・技術開発に欠かせない大学の研究技術職員。高度な専門職であるにもかかわらず職位や職階がちゃんと整っておらず、技術員個人の業績の定義も曖昧で、ある意味で冷遇されているのが現状です。若くて優秀な技術員を大学に確保し、頑張っている優秀な技術員がたくさんの大学から引っ張りだこになるような状況を作りたい。そのアイディアとは?

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ポスドクから技術職員というキャリア選択 〜「研究の職人道」を語る座談会(第5回)

研究者も技術者も、新しい技術を学ばなければ生き残れない時代。技術員のスキルアップのためには組織間の人材の流動化が必要ですが、システムが全く存在しない現状があります。研究装置と研究技術者、両輪のリソースを最適化するためにはどんな仕組みがあり得るのでしょうか。

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研究機器や装置があっても、操作する人がいなければ意味がない 〜「研究の職人道」を語る座談会(第4回)

研究者も技術者も、新しい技術を学ばなければ生き残れない時代。技術員のスキルアップのためには組織間の人材の流動化が必要ですが、システムが全く存在しない現状があります。研究装置と研究技術者、両輪のリソースを最適化するためにはどんな仕組みがあり得るのでしょうか。

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研究技術職員の中央雇用と大学コンソーシアム構想 〜「研究の職人道」を語る座談会(第3回)

「研究現場ではそれぞれの異なる能力を持った人が活躍できる場がほんとはあるんです。ちゃんと分業したほうがいい。」という宮川氏。しかしまだ日本ではURAも技術職員もアメリカほど確立された地位がなく、今まさに混迷期と言えるかもしれません。海外の制度をそのまま日本に当てはめても上手くいかないのが常。そこで出てきた構想とはーー?